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金属アレルギーの犯人は シルバーアクセサリーですか?
いいえ。シルバーとシルバー繋ぎ合わせる(ロウ付けと言います)部分に使われるロウ材という金属に亜鉛などがブレンドされているためです。
シルバーでアクセサリーを作るときに融点の低い金属をミックスした金属を接着剤の役割として溶かして着けるために、ロウという不純物が多く入っているアクセサリーがあるのです。シルバーチェーンなどは、くさりと鎖がひとコマづつロウ付けされています。
夏になると、指輪は何ともないのに、首がチェーンのところだけ真っ赤になるなどの金属アレルギー症状というのは、ロウ(=接合剤)がたくさん使われた銀のチェーンだからです。残念ながら、このロウ材に、汗でイオン化しやすい金属類が混ざっています。シルバー作りに使われるロウは、熱で溶解して接合する場合、接合剤の融点を下げるためしかたないのです。接着剤の温度が低いうちに溶けなければ、本体のシルバーもバーナーで熱して溶けてしまうため、成形できなくなってしまいます。
金属アレルギーを避けるには、このロウを避けるというのがひとつの方法です。
チタン製のチェーンを着ければ、汗によるイオン化は起こりません。しかも純チタンチェーンはロウ付け箇所もいっさいないものをプロドットコムで取り扱っています。
シルバーは犯人ではありません。ロウの使われているシルバーアクセとロウ付け箇所がないシルバーアクセサリーがあることを知ってください。
シルバーアクセサリーを選ぶ際には、ロウ付けされているかどうかを確かめてみてください。
いちがいにシルバーアクセサリーが金属アレルギーのもとではないんです。
■金属アレルギー(=アレルギー性接触性皮膚炎)とは
体内に抗体のようにできてしまった金属に対する拒否反応。汗に含まれる塩素イオンと、ある金属の作用によって、皮膚が拒絶反応を起こし、かぶれる状態をいいます。
■金属アレルギーになってしまうきっかけ
アレルギー物質が体内に入った出来事がきっかけとなります。
例えばボディーピアスなどのピアッシング時など。
指輪などの場合は、皮膚が厚いので、金属は表皮に阻まれ体内に入りにくいのですが
ピアスの場合は皮下組織と直に接してしまいます。 ひとたび症状が出てしまうと、免疫反応により残念ながら接触するたびに起こるとされています。
■ジュエリー素材の皮膚への安全性
アレルゲンとなりやすい金属(厚生労働省調べ)は、『ニッケル』『パラジウム』『クロム』『亜鉛、銅』です。『銀、プラチナ、金』はアレルギーになりにくい金属ですが純金、純銀、純プラチナではやわらかすぎて、身に着けると変形したり磨耗が著しいという欠点があり、それを補うために硬い金属が配合されアクセサリーとなります。プラチナ900にはパラジウムが1割配合されています。ホワイトゴールドにはパラジウムまたはニッケルが配合されています。
市販のプラチナ、シルバー、ホワイトゴールドに施されているロジウムめっきにはニッケルが使われます。ニッケルフリーのロジウムめっきかどうか確認が必要です。
金属のなかで『純チタン』が最も体内親和性が高い材質です。
単に皮膚が弱くトラブルを起こしているだけの場合も金属アレルギーと混同しがちです。歯の詰め物は大丈夫でも皮膚だとかぶれるという方の場合は金属アレルギーではないかもしれません。シルバーの黒ずみを取る薬品や磨き材が微量残っていたり、皮膚とリングとのあいだに残った洗剤が原因で水分によってふやけた皮膚にトラブルを招いていることもありがち。
歯科治療で詰め物や注射針にも感作する症状は重度の金属アレルギーですので純チタンのアクセサリーをオススメします。
■純チタンと、そうじゃないチタンってあるの?
ちなみに純チタンでないチタンをアクセサリーにするメリットはありませんので、すべて純チタンです。金には24金、18金14金という品位がありますが、これは、ブレンドする銅、銀の量で硬さとか、色味といった質を調節する意味もありますが、チタンには銅や銀を混ぜるなどという手間は無意味ですので、すべて純チタンです。チタンにアルミを混ぜた合金が工業製品にはありますが、アクセサリーとしては使われません。
厳密には、金属である以上、アレルギーに完璧といえる材質はありえませんが、お客様にはジュエリーを楽しく安心して身に着けていただきたいと考えています。。
■アレルギー要因となる革素材
金属だけでなく、革にはなめす工程でクロムが使用されるため、金属アレルギーでにクロムに反応する方は要注意。
ナチュラルな革とはいえ、ペンダントのチェーンの代わりに革ひもを使ったり、革とコンビのリング、革ブレスレットのご使用には注意が必要。
■金属アレルギーとメタルの研究
生体に最も適合性の高い金属という特性を活かし、皮膚に接する面にはチタンや純銀を使用したり、組み合わせるなどして造作にバリエーションを出しています。当店の使用するシルバーは一般のジュエリーより純度の高いシルバー950を使用しています。残りの
5%は硬度を増すため純銅が使用されています。わずかな銅が入るだけで硬くなります。
*場合によってはアレルギーへの安全性を考慮のうえ、接合部にいっさい合金を使用せず、純銀のみで制作します。銀食器や歯の治療などに使用されていますとうり、銀も金同様、アレルギーの原因になりにくい金属です。銅は胡麻、大豆、牡蠣にも含まれています。余談ですが銅のさび=”緑青”は人体に害があるとされている通念は間違い(厚生省より発表)。緑青は体内に入ったとしても吸収されにくく排出されます。
■めっきの問題点
ゴールドプレートという表示で金メッキ仕上げの製品も多くみかけますが、これらの下地にはニッケルメッキがよく使用されています。
24Kメッキなら、1年間の使用で1ミクロン(1mmの千分の1)ずつ薄くなる計算。つまり5ミクロンの厚さの金メッキなら5年が耐用年数の目安ということになり、下地に使用したニッケルが溶け出す場合もありますので要注意です。皮膚炎のパッチテスト統計では、「ニッケル製」がアレルゲン最上位とでています。
汗の中の塩分(塩素イオン)はニッケルを溶かす作用が強いといわれています。
*塩素 :からだの中の余分な塩分が汗によって体外に出されたものが塩素。水道水の消毒にも使われているものと同じ。
■金属アレルギー防止には
清潔に保つ(表面が良く研磨された金属であることが必要。) アクリル製のピアスや
メッキのアクセサリーは身に着けない。(めっきはニッケルが使われています)
多孔質な自然素材(象牙や動物の骨)やアクリル樹脂などは、金属のような抗菌効果がないため不衛生になりがちです。金属アレルギーの方が着けるのはもってのほか。
皮膚科医師によるパッチテストによって、かぶれる疑いのある金属を調べ、それを使わないことで防ぐことができます。
最初のピアスの穴は生傷の状態ですのでピアスの素材の純度に十分留意してください。

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